山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~



本年も魂のこもった野菜作りに励みます!

どうぞよろしくお願いします。

↓↓↓クリックして応援していただけると励みになります



農家ランキング
今年も宜しくお願いします。
早速ですが、我が家の自然薯ですが掘り上げた所…形が変?何と言いますか?牛🐃のウン○みたいな餅状な形が続け様に収穫されて凹んでいます。何ででしょう?
まあ、今年もブログを参考にして頑張りますので時にはアドバイスも宜しくお願いします。
今年もよろしくお願いします!(^^)
なるほど!何となく形状の予想は付きます。私の経験から話しますと、原因の一つとしてはパイプや波板内に肥料分が入ってしまったためではないかと思います。
栽培パイプ内に栄養分があると、芋はそこでいくつにも分岐してしまったり、団子状になってしまうことが多いです。
定植して、種芋の近くには肥料を蒔かずに種芋から20cmほど離した畝のサイドに施肥しなければいけません。
それでも雨などで溶けだ肥料分が雨水と一緒にパイプ内に入ってしまえば結果は一緒なので、パイプ全体を薄いビニールで覆ってしまう方法もあります。0.02ミリの粘性の弱いマルチビニールならば自然薯は貫通してパイプ内に育ちますので大丈夫です。手間はかかりますが、これをはじめてから団子状の芋の数は減りました。
他には、畑の水はけが悪いと形状の悪い芋が多くなります。
これに関しては、栽培環境にもよるので簡単には改善できませんが、私は少しでも水はけの良い畑でしか自然薯栽培はしないようにしています。もし水はけが問題で、畑がそこしかないのであれば、今年はもう少し畝を大きくし、なるべく自然薯が地中深くで育たないようにするかです。ただ、そうすると今度は夏場の地温が上がり、高温障害の可能性が出てくるので、地温を下げる工夫も必要になってきます。(敷き藁をしたり、葉っぱで日陰をつくる工夫)
立派な1本物の自然薯を育てるというのはなかなか難しく、私も形状の悪い芋も多いです。(^^;)
安定した栽培が難しいので、生産農家も少ないのが現状です。