山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~

ようやくこの畑も収穫が終わるところ。

さといもはまだ別の畑にたくさんあります!

とりあえず、この畑は早いとこ片付けて、来週にはまた大根を植える予定!

地力のある土地は、どんどん回転させましょう!

残っているサトイモを、掘りあげてお持ち帰り~。


赤芽大吉さといもは、根がごっつい。
持ち帰ったらひげ根をむしり


さといも班(女子会) が、手作業で毛羽取りと選別。


赤芽大吉さといもは、他の白芽系のさといもと違って皮が剥げやすいので、通常の機械で毛羽取りするとボロボロになってしまいます。
なので、選別は基本手作業。
一日選別するのは結構大変な作業です。

なので、
『さといも班は屋内で座って作業できていいなぁ~。』
なんて言葉は口が裂けても言ってはいけません。(笑)
すぐに
『はぁ!?

つって、2倍3倍の口撃をうけてしまうので、
『大変だけど、よろしくお願いします。ぺこりー

と優しく声をかけて、さっと立ち去りましょう。(笑)
立ち去った後、大根班(私) は、相変わらず中耕作業。

相棒の管理機と共に、ひたすら畑を歩きます。
管理機がバテちゃったら困るので、ときおり
『大丈夫?熱中症にならないようにね。一緒に頑張ろう!』
と声をかけてあげましょう。
中耕が終わるころ、暑い日差しが弱まり涼しい風が吹き出したら、空を見上げて、
『こりゃあ…。一雨くるな…。』
と、名優ばりにつぶやいて、畑を後にしましょう。

帰り着くと、さといも班の選別がだいたい終わっています。


これを車へ積み込んで、いざ、市場へドライブ!

無事に競り場に並べたら、市場近くのこってりラーメン屋さんで夕飯を食べます。


これにて本日のお仕事終了~!
否、家に帰りつくまでがサトイモ出荷です。
安全運転で帰りましょう!

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我が家は、本日最後ので土寄せを行いました。8月下旬と本日共に無駄な子株は、土寄せと同時に埋めてしまいましたが…。
これって、どう何でしょう?小芋の数や太り具合などにどんな影響があるかですね。我が家の赤目芋も今月末頃に収穫してみたいと思います。まだ暑さが続きますので身体に気をつけて農作業を頑張ってください。
我が家は、本日最後ので土寄せを行いました。8月下旬と本日共に無駄な子株は、土寄せと同時に埋めてしまいましたが…。
これって、どう何でしょう?小芋の数や太り具合などにどんな影響があるかですね。我が家の赤目芋も今月末頃に収穫してみたいと思います。まだ暑さが続きますので身体に気をつけて農作業を頑張ってください。
面白い質問をありがとうございます。(^^)これは長くなります(笑)
サトイモの中でも、赤芽系は特に『土寄せ』が重要だと言われています。私は、親父が石川早生を35年ほど栽培していましたので石川早生の知識は親父から伝授されましたが、赤芽大吉に関しては全くの素人で一から始めました(今年4年目)
調べてわかったのはやっぱり土寄せ。
芋の成長に合わせて追肥と土寄せを適度に行うことが重要。とみんな口をそろえて言います。
収穫までに土寄せを2度3度して、適度な土圧で子芋が丸く太るらしいです。(適度な土圧で芋が太るというのは自然薯も一緒)
この『適度な土圧』というのが正直わかりませんよね。難しいです。
ネットで調べても、人に聞いてもコレと言った答えは出ていないと思います。
1年目はマニュアル通りに2回ほど土寄せをして栽培しました。たしか10aほど作りましたが、めっちゃ大変でした。
芋のほうは悪くはないがよくもなく。って感じですかね。
2年目は、土寄せと黒マルチ栽培を比較してみました。マルチ栽培は土寄せはできませんが、土寄せの手間を考えるとどっちがいいかな~。って感じでやってみました。
私の土寄せが下手なのか、結果はどっちも似たようなものでした。
赤芽を上手に作れる人はおそらく土寄せが絶妙にうまいのです。
3年目、全てマルチ栽培にして土寄せをやめてみました。冬場の収穫になると自然薯と作業が競合してしまうので、初期成育時の地温上昇を考えて透明マルチを試してみました。結果は、成長が早かったのが透明マルチ、後半からぐんっっと成長したのが黒マルチでした。しかし、私たちが普段使用する0.02ミリのマルチビニールでは子芋の芽が貫通してしまうものが多く、そういった芋はだいたい細長く成長しました。
通常は子芋の芽を抑える感じで土寄せするのですが、マルチ栽培ではこれが課題として残りました。
4年目(今年)種芋から長系の芋をすべて取り除き、丸い芋ばかり植えました。透明マルチ7割、3割を黒マルチで植えています。少しでも子芋の芽を抑えるためビニールの厚みを0.02ミリから0.03ミリに変えてみました。
結果、芽の貫通も少なくなり、昨年より丸系の芋が多く収穫できています。マルチ代が少し高くなったけど良い芋はできています。(^^)
非常に長くなりましたが、なにか参考にできるようなことがあれば試してみてください。
その土地に合わせていろんな作り方があるので、あくまでも参考程度にしかなりませんが、継続は力なり~で、私もまたいろいろ試しながらやってみます!
私のつたない質問に対して、これまでの経験値をコメント頂き有難うございます。土寄せによる土圧が芋の生長に大きく影響するのですね。来年はマルチで早期栽培に挑戦しようかと考えも浮かびました。
ところで、私の自己紹介が出来ていませんでした。失礼しました。
セントファームこと、中尾と申します。住所は、同じ九州ですが大分県北部の宇佐市在住です。年齢は、豊田さまより随分と歳上で56歳です。サラリーマンをしながらの兼業農家ですが、地域農業(営農組合)の将来を色々と考えて家庭菜園レベルで里芋、山芋、玉ねぎなど試しに栽培しています。
里芋、山芋を沢山生産している豊田さまのブログを見て色々と参考にさせて頂いています。これからも宜しくお願いします。
宇佐市、いいとこですね(^^)今年のGWにサファリで楽しませてもらいました!(^皿^)
私も、栽培面積はどんどん増えていますが基本楽しみながら農業やってます。まだまだ失敗もありますが、これからもよろしくお願いします。