山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~



もともと、『台風の玄関』 と呼ばれていた鹿児島県。
近年はそうでもない気もしますが。
台風被害は毎年覚悟しているのですが、せっかく大根が大きくなってきたのになー。



猛暑を乗り越えて、だいぶ大根らしくなりました!


でもこのまま台風が来れば、きっと葉っぱがもみくちゃにされるんだろうなー。

よく 「台風対策はしないんですか?」 と聞かれるんですが、広面積の露地野菜栽培の台風対策って難しい。

寒冷紗のべた掛け

防風ネット

風に対して私の頭で思いつくのはせいぜいそれくらい。
だだ、合計して東京ドーム1個分くらいの畑を全部防風ネットで囲むのは厳しいかな…。
経費的にも労力的にも。
台風対策として私ができるのは、大雨で畑が浸水しないように溝を切って排水するくらいでしょうか。

自然の猛威にはかないません…

大根に関しては、台風前より台風後のほうが大事な気がしてます。
強風で傷んだ葉っぱから病気が入りやすいので、通過後はすぐに殺菌剤を散布して治療してあげる。

病気が広がる前にばい菌をやっつけるのです。

ただ、有機農法では農薬は使えない。
対策とかめちゃくちゃ難しそう。
台風などの天災がくるたびに、有機農法の農家さんはどんな対策をしているのだろうと考えます。

有機栽培の農業仲間もいるので、いろいろ勉強させてもらいましょうか。

ひとまずは 「台風消えればいいなー。」 と願いながら、一生懸命大根畑の管理を続けます。



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