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2017-09-26 18:51 | カテゴリ:自然薯
私の愛しい 自然薯 の畑。

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9月も後半。

ムカゴがだいぶ肥大しています。

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毎年恒例のムカゴの食べ歩き開始。

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ムカゴは、自然薯(芋)の分身。

うまい自然薯にはうまいムカゴが付きます。


生で食べなければ違いは判りませんが、粘りが強い自然薯のムカゴは粘りが強く、アクのある自然薯のムカゴはやはり少し苦みがあります。 …ある気がします。

私は、2品種の自然薯を作っていますが、それぞれムカゴの味も違います。
(微妙な違いですが…)

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ちなみに、自然薯には 雄芋(雄株)と、雌芋(雌株) があり、ムカゴは、どちらの株にも付きます。

田舎でも、 『ムカゴは雌株にしかつかない。』 と勘違いしている人が多いです。


ムカゴも自然薯の種として使用できるのですが、面白いのは、雄株から採れたムカゴは全て雄芋 になり、雌株から採れたムカゴは全て雌芋 になります。


これは、ムカゴは自然薯の茎が肥大したもので、受粉により作られたものじゃないから。

親株の遺伝子をそのまま引き継いでいるわけです。



ちなみに、自然薯を切って種にする、切芋種も一緒。

コレ

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雄芋を切れば雄芋

雌芋を切れば雌芋になります。


逆に、雌株にしかつかないものは、ハナタカメンと呼ばれる、種子。

コレ

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これは、おしべとめしべが受粉してできた種なので、育てれば雄芋雌芋のどちらにもなります。


ただ、ハナタカメン(種子)から一端の自然薯ができるまで、5~10年くらいかかるようです。

いくら気の長い私でも、そんなに待てません。(笑)

ちなみに、ムカゴからだと、早くて2~3年


切芋種であれば約1年で収穫できます。

ただ、切芋種というのは非常に腐りやすく、作るにはそれなりの技術を必要とします。


何事も簡単にはいかないですね。


これからも技を磨いて、いい自然薯おじさんになれるように精進します。




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