fc2ブログ
2016-03-29 22:11 | カテゴリ:サトイモ
この前種芋を堀りあげた赤芽サトイモちゃん。

畑の準備を急いで完了させ、やっと植えました!

20160326_144907.jpg

20160326_170946.jpg

私の親父は、昔赤芽サトイモを栽培していたらしいのですが、私自身は栽培するの初めて。

今まで生産してきた石川早生や大和里芋と違い、親芋が大きく肥大し、幹も長くなる為、風の影響を受けやすく、揺さぶられて親芋と子芋が離れてしまったりするそうです。

そうなると、当然芋の成長が止まってしまい、大きいものが収穫できません。

また、丸い形を揃えるためにも土寄せ作業が欠かせないようです。

なので、土寄せがしっかりできるように、マルチビニール無しの平畝で植付をしました。

20160326_175036.jpg

一口に 『サトイモ』 と言っても、地域や品種によって色々な作り方があるんですね。

私も、自分で生産するようになってから知りました。

分かりやすく、私の地域のサトイモ栽培方法をまとめてみました。
(植付け、収穫は当農園の時期。)


赤芽サトイモ(セレベス)

・植付…3~4月
・収穫…9~10月


マルチビニール無しの平畝植付。成長に合わせて土寄せを行い、丸畝にしていく。



早生サトイモ(石川早生)

20150411_1328382.jpg


DSCN30872.jpg

DSCN30962.jpg


【トンネル促成栽培】       【普通マルチ栽培】

・植付…1~2月          ・植付…1~2月
・収穫…7~8月          ・収穫…8月


透明マルチ平畝。
寒い時期に植え付けるため、地温の上がりやすい透明マルチを使用。
地温が上がりやすいため、成長が早く、芋が肥大しやすい。

欠点は、収穫時期が遅れると芋の胴割れが起きやすい。
ビニールが光を通すため、雑草が生えやすい。




秋冬サトイモ(大和里芋)

DSCN28332.jpg

DSCN08512.jpg


・植付…2~3月 
・収穫…12月~翌2月


黒マルチ丸畝。
夏場の急激な地温上昇を抑制する。雑草が生えにくい。
透明マルチより成長速度は遅いが、胴割れしにくい。


当農園だけでも栽培方法がこんなに違います。

勉強していくとなかなか面白いですよね。

ちなみに、味のほうはどれもおいしいのですが、個人的には夏の石川早生が好きですね!

初夏の早掘りサトイモのトロッとした食感と、あの旨みは最高です!

これからも色々な栽培方法を研究して、最高のサトイモ作りを目指します!



↓↓↓クリックして応援していただけると励みになります 頑張ります!(^^)





スポンサーサイト



【ジャンル】:ライフ 【テーマ】:
コメント(0) | トラックバック(0)

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://jjtoyo.blog.fc2.com/tb.php/349-e8301bc4