山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~


自然薯畑は、徐々にグリーントンネルが形になってきています。


別の畑も、少し遅れてはいますが、順調順調




らっきょう をたくさん植えていたころは、今の時期まで収穫で、雨で作業が出来ないと気が気じゃないほどソワソワしていたのですが…
今年は早々にらっきょう収穫も終わったので、結構ヒマー

梅雨の雨の合間に、のんびり畑の耕耘をしたり草刈りをしたり…




種まきまで草が生えないように管理していきます。

他には、いろいろ書類をまとめたり…

最近、地域の 『新規就農者講習』 で先輩青年農家からお話しを!

という機会ももらったので、その書類も作ってみたり。

私の就農から現在までのお話し。
聞きたいでしょ~(笑)
うまく伝えられるかなぁ。。。
練習もしておかないとですねー

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ほとんど毎年、7月の台風(それても嵐) で、葉っぱはズタボロに裂けちゃって、元気がなくなっちゃう

今のうちに、記念撮影を。(笑)



お盆明けくらいかなー。







鹿児島の早掘り早生サトイモ は、お盆までが勝負!
お盆明けからは、九州より北部のサトイモも出荷が始まり、産地が変わっていきます。
今年もまた暑っいサトイモの夏がやってきますねー。


収穫が始まるまで、もう少しだけのんびり過ごして、鋭気を養っときます!

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遅れて、やっと出芽したやつもいます


自然薯は、まず出芽すると、『よーい、ドン


とにかく上へ上へ。
そして、これ以上は上に行けない!
よっしゃ、てっぺんについたぞーーー!


ってなったころに葉っぱを開き、今度は側枝を伸ばして横に広がっていきます。


私の畑のネットは、1.8m。
それ以上は上にいけませんが、山に自生する天然の自然薯は10m以上ツルを伸ばしたりします。 (1本の木を覆うくらい葉が誇ったりする。)
ここから先は私の考察。

たまに、天然の自然薯は立派な芋になるまで2~3年かかるのに、栽培の自然薯が約6ヵ月~1年でできるのは 『化成肥料』 をたくさん使っているからだー。
なんて言われることがあります。
まぁ肥料に関しては半分正解ではあります。
自然薯の成長に必要な養分を考えて、自然薯に合わせた畑(土)を作ります。
でも、化成肥料をたくさん入ればいい。と言うのは間違いかなー。

自然薯に限らず、野菜が吸収できる養分量には限界があるし、肥料を入れすぎても意味がない。
畑に残ってしまった肥料分は、逆に作物や土を壊します。
なので、基肥は多く入れすぎず、足りないようだったら追肥で補う。
というのが農業の基本です
天然の自然薯が生えている山の土は、ほとんどというか、全て 『腐葉土』 が養分の土
私は畑にも使いますが、『腐葉土』(有機肥料) はやっぱりいいですねー。

作物が元気に育ちます!


でも、いい土で育っているのに、何で天然の自然薯は大きくなるのに2~3年かかるのか。
ここで、土づくり以外の農業のワザ、
『抑制』
というのが出てきます

私の畑の自然薯は、1.8mでそれ以上伸びるのをあきらめて、葉を開き、側枝を伸ばして、今度は栄養分を 『芋』 のほうに持っていくのですが、天然の自然薯は、土の養分をツルを伸ばすのに使っちゃうんだと思います。
いわゆる、ツルボケ状態ですね。
だから、1年目ではなかなか芋が大きくならず、2年目で1年目の芋を養分としてツルを伸ばし、3年目でようやく大きな芋になる。
まぁ、当たらずしも遠からず。
ってな感じの考察でしょうか。

そもそも、『ヤマイモ』 の仲間で10m以上もツルを伸ばすなんてのは 『自然薯』 くらいじゃないかなー。

ほとんどの『ヤマイモ』 (ナガイモ や つくね芋) は、ツルが伸びてもせいぜい1.5~2mが限界でしょう。
ツルが誇る、自然薯栽培では、ツルを抑制するために、だいたい1.5mくらいで切って、先に側枝を伸ばしたりする方法もあります。

『玉ねぎ』 の栽培なんかでもよくやります。

ある程度葉っぱが誇ったら茎から上をポキッ

『抑制』

こんなことを常日頃考えながら野菜を育てるのが面白い。
農家が板についてきましたかね。(笑)


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例年よりちょっと背が低いですが、元気に育っています!


晩生品種のセレベス(赤芽)のトンネル栽培は、石川早生よりも葉っぱが青々としています。


わー。
おおきい葉っぱ。


茎も太い!

緑の葉っぱは、元気のしるし

サトイモの、肝心な 『芋』 の部分は、葉っぱの大きさよりも、葉数が目安だったりします

子芋ができだすのはどんなに葉っぱが大きかろうが、背が高かろうが、本葉が7枚~8枚の頃。
と聞きました。

でも、生育途中にある程度葉っぱが大きいのもいいこと

植物(野菜)は、土からだけでなく、日光からも栄養を摂るのである程度はその面積が大きいほうがいいのです!(ツルボケを除く。

雨や曇りで、太陽の少ない時期ではありますが、『サトイモは水で太る』 とも言います。

もう何が正解なのかさっぱりですが(笑)
とりあえず 大地に感謝 しながら今後のサトイモの成長を楽しみにしています

P.S.
今年の(も)露地マルチ栽培には雑草もべったり…


こうなってくると、せっかくの土や日光の栄養分を雑草に持っていかれちゃうのでもったいない…

雑草の防除は大変だけど、大事ですね!

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5月下旬には唸るほど実っていたズッキーニも、だいぶ収量が落ち着いてきました。

一度に青果市場まで持っていくほどの量でもないので、収穫を楽しみながら選別して、良いものを道の駅へ出荷


一時は、めっちゃ忙しいやん

って思っていても、いよいよ収穫の終わりが近づいてくると寂しいんですよねー。
技術不足でキズモノ(B品) も多く、おつまみや晩御飯にズッキーニが続きました(笑)

個人的にはこれがウマかったなぁ


ズッキーニと、じゃがいもと、シーチキンとチーズやらを混ぜて焼いてあるような何か。

今の時代、料理もスマホひとつでちょちょいのちょいで調べられるのでほんと便利ですよね!

私のズッキーニ畑は収穫の終わりが近づくにつれ寂しさと切なさの哀愁を漂わせていますが、もうしばらくは梅雨にも抗います。

他作業との競合を考えると、現段階でうちの主作物に入れるのはちょっと難しいかもしれないけど、小規模で楽しむ農業もいいもんです

この調子だと来年もまた植えるかもなぁ。

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ツルも伸びてきましたが、草も生えてきましたー


草取りをしながら、マルチビニールに引っかかって顔が出せない自然薯ちゃんを救出していきます

ビニールを触って、芽を確認


引っかかってたら救出!

大変そうですが、この 『芽直し』 (芽出し) 作業はサトイモ栽培と一緒

なんだったらサトイモの芽出しより楽かもしれない。
差はあるけど、結構出芽率も良いです!


今年も グリーントンネル が楽しみだぁー

2枚目の畑は、未だ支柱の建込中


手持ちの アーチ支柱 が足りなくて、昔使ってた 『単管支柱』 での建込み



重いわ…(笑)

よくこれで頑張ってたなぁ。。。
と思います

結局、まだ建て方も終わらず、私のネット数量注文ミスもあり、まだつかまるものがない自然薯もいます



すまない

もう少しだけ辛抱してくれー


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ここでは時期により、サトイモを選別したり…

大根や自然薯を洗ったり…


最近の作業では、らっきょうを切ったり…

何かと年中使用している、古い作業場

私が就農する前までは、完全に物置きだったんですが、手広く農業するなら屋根付きの作業場があったほうが断然いい。
最初は、ほとんど1人作業だったし、選果と言っても少量だったので、とりあえず物置を自分で改築したのが第1期工事 (5年前)

物置をキレイに掃除して、板を張りました





数年これで使っていたのですが、いざ作業してみると意味のない段差が非常に使いにくい(笑)
お手伝いさんが増えたり、機械を導入したりもあって、思い切って床をぶち抜いたのが第2期工事 (2年前)


これでだいぶスペースが広くなり現在に至るのですが、最近はまた狭く感じていました

なので今回、雨で畑作業が出来ないときに 『第3期工事』 着工!

今回は、奥にスペースを伸ばします!

まずは2期工事で張った壁板を外して、床の解体


もとが古~~い建物なもんで、床がすっごい高床。
あと天井には相変わらず、ごっつい 『梁』

黒色の木がいい味出してます。
床板を抜いただけでスカスカになった壁に、コンパネを切り張り…


このスペースには 『野菜洗浄機』 をおきたいので、排水用の側溝も敷設


私の大工は、『大九』 になりきらない 『大八』 ですが、左官も捨コン並みの精度にしか仕上げられませんので悪しからず(笑)



つまづかない程度で水が溜まらなければいいんです

固まったら早速洗浄機を移動!


いいじゃな~い♪
窓から出入りもできるように階段も付けました



機械を移動しただけでもだいぶスッキリ広くなりましたー!!


でもこれで雨の日にできる楽しい作業も終わっちゃたな~。。。
また楽しめる仕事を考えようと思います

この作業場の第4期工事を考える頃には、本格的な工場を新設できるくらいになっているでしょうか。。。(笑)

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