山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~

でっかい大根。

重い…



前回の畑よりは若干品質が上がりましたが、まだ虫食いや病害で処分せざるを得ない大根も多い。

うーん、今年はなかなか納得いく大根が作れないなー。
野菜は、だだ大きいだけじゃイヤ。
『美しく美味い野菜を、美しく上手くつくる。』
というのが山豐農園の経営理念です。

昔(就農前)、私がダム工事現場で働いていたころに現場所長が掲げた現場理念が
『美しいダムを美しくつくる』
というものでした。
それのパクリです。(笑)
でも、私自身とてもいい理念だと思います。
まさか、当時の現場所長も、
「なにマネしてんだよ!

とは言わんでしょう。

目標を掲げるのはいいこと。
この経営理念に向かって、これからも品質のいい野菜作りを目指します。

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ちょっと今年は病気だったり、虫食いだったりが多い…

きちんと防除もしたのになー。
まいっちゃうな~

とりあえず、一番心配な畑から先に収穫しております。
収穫初日でバタバタしてたので、詳細はまた後日。
なんとか被害がこの畑だけでありますように。

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この時期になると、結構いろんな人から
「自然薯はどんなかんじですか~

とか、
「今年はムカゴがたくさん付いてますか

とか連絡がきたりします。



数回除草をして、グリーントンネル内は終日日陰なので何とか雑草を抑制できてます。


日光の当たる通路は、まーた草が元気に育ってます。


やはり日光が当たるか否かで植物の成長に大きな差が出るんですね。
自然薯も、天然のものでも葉っぱは日光を求めて、ぐんぐんツルを伸ばします。
木をぐんぐん登り、その木よりも葉を茂らせたり。
逆に、芋のほうは木陰の涼しいところで成長します。
私は、いかにしてこの天然の状況を畑で再現するか考えながら栽培しているつもりです。

葉っぱは日光によく当たるようにしないと、なかなか大きい自然薯を作るのは期待できません。

逆に株元は陰にして涼しく。
その方が良い自然薯が育ちます。
ムカゴはどうでしょうか。

育て方というよりも、その年の天候や気温によって収量が左右されやすい自然薯のムカゴ。
その生態はまだ謎も多い。(笑)
私の自然薯は、今年もそれなりにムカゴが付いています。



広い世界にはムカゴについてめっちゃ研究している人がいるかも知れないので、あくまでも私の言うのは推測というか、今までの経験からですが、
ムカゴも木陰で育った方が早く大きくなる
というのが、ここ数年で思ったこと。
例えば、葉っぱも日光に当たるけど、ムカゴも日光に当たる場所のはこんな感じ。


葉っぱの陰に隠れて、木陰で育ったものはサイズが大きい。(割合的に)


葉っぱの密集しているところなんか、たまに超特大のムカゴがついていたりします。


陰もそうですが、こうなってくると湿度も関係していそうですね。
普通サイズのムカゴと比べると、全然違う。(笑)

ただ、デカずぎると、なんか私の肌みたいにシワが多いし、見た目硬そう…。(笑)
やっぱり、通常サイズが好まれます。


でも、この超特大のムカゴも、私と一緒で見た目悪いだけで味は良いかもしれないのでちょっと食べてみましょう!

とにかく大きいので、水洗いしたムカゴを鍋でグツグツ。


大きいムカゴに楊枝がすっと通るくらい茹でたら、いったん湯切り。

あとは、フライパンで水分を飛ばしながら塩で味付けしましょう。

はい、炒りムカゴジャンボの完成!
(お好みでお醤油も。)

中はこんな感じ。

気になるお味のほうは…。
デカいので、炒りムカゴの香ばしさよりもホクホク感が大きい。

ムカゴというよりも、芋の煮たやつに近いですね。
結果、デカいのはデカいのでうまいです。

ただ、煮ると少し味も抜けてしまう気がするので、できればレンジのほうがいいのかなー。

ポンポン跳ねそうやけど。
あと、ホクホク過ぎて喉に絡まる。(笑)
一緒に飲み物が必要です。
ビールだな。
うん。ビールが良い。(笑)

結論。
秋は美味い。

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天日干ししていた新米の脱穀作業。


始めのうちは晴天で、暑いくらいでしたが…。

天気予報通り、日に日に曇りが多くなり雨降りそう。

雨に濡らすと、また数日は乾かさなきゃならんので、作業を急ぎます!
なんとか雨が降る前に乾燥ワラの搬出まで完了!




疲れた~!

今日もビールがウマそうです!

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いや~。今日も歩いた歩いた。
実に健康的だなー。
ちょっとタバコ休憩でもしないと、あんまり健康的過ぎて体に悪いかもしれません。


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雑草の生えたままプラウで土を反転させる。


はい、きれいになったー。


このあたりの畑は赤土系です。

最近の農業界では、黒土が密かなブーム。
黒土の畑の特性は、肥料持ちがよく、作物が丈夫に育つみたいです。

では赤土の特性は

赤土も、決して肥料持ちが悪いわけではありません。
赤土の畑一番の特徴は、根菜類が美しく育ちやすい!

例えば、サトイモなんかは一目瞭然。
素人が見てもわかるくらい肌がキレイです。
昔の、町特産品として、特選サトイモというのがありましたが(今も一部の地域ではやってる)、この最低条件が 『赤土の畑で栽培すること。』 となっています。
それくらい見た目が違うんですね~。

もちろん味もいいですよ。

なんだかんだ、私は赤土の畑が好き。

まだ、就農前に週末農業で、この畑で自然薯を栽培したことがあります。

写真のデータを見ると、2013年なので、6年前ですか。

この畑の持つ地力なのか、そういう年がらだったのかわかりませんが、掘れば掘るほど立派な自然薯が採れました!




「あー。俺天才かな。」
と思って、脱サラして、就農して、翌年、別の畑で大失敗しました。(笑)
そっからは勉強の日々。

また来年、この畑に自然薯を植えても良かったのですが、本日らっきょうを植えちゃいました。(^◇^)


らっきょうも、以前はそれなりに栽培面積があったのですが、自然薯と大根を増やすにつれ、どうしても手が回らずとうとうこの畑だけになりました。

らっきょう栽培も今年までかな~。
ま、それはまた来年考えます。

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天気も良くて、風が気持ちいい。


山豐農園のお米は、天日干し。

バインダーで、稲を刈り倒しちゃ~掛け、刈り倒しちゃ~掛けていきます。




田んぼは、親父の管轄なので私はお手伝い。
一生懸命やるのは変わらないのだけど、やっぱり気持ちは楽。

自分の経営する畑だったら、やっぱりいろいろ考えることも多いし、大変ですよ。

久しぶりに清々しい気持ち (ストレスフリー) で農業できた気がします。

さー、明日も稲刈り続きます!
ぐっすり眠って、また頑張りましょ~。


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早蒔きの大根も、元気に育っている!


と、 言いたいところですが…。
残暑厳しく、『軟腐病』 がちらほらと発生しています。

雨も多く、高温も続いたので、軟腐菌が活発に動きやがったのでしょう。
大根の軟腐病は、鼻にツンと来るような悪臭を放つので、畑に立つとすぐにわかります。
収穫まであと20日ないくらい。

日数から考えて、最後の薬散防除でしょう。
うーん。心配だ。
今度の台風も心配だ…。
軟腐病の大根は、次回写真でも撮っておきます。


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