山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~


一体なんの野菜でプロジェクトをするのか。
↑黒板に書いてありますが、『赤芽サトイモ』 でいきたいと思います!
(9`・ω・)9

赤芽サトイモと言えば、晩生の品種。
暖地だと、通常 3~4月植え11月以降の収穫となります。
でも、11月以降って、大根や自然薯の収穫でチョー忙しい時期なんです…。
(´・ω・`)
何とかして収穫時期を早められんかな~。
出来れば、石川早生さといもの収穫が終わる8月中旬くらいがいいな~。
そんなわけで赤芽里芋の早掘りを目標に本プロジェクトを進めていきます。

題して、『赤芽サトイモ 急いで収穫大作戦!』

はりきっていきましょ~!!!

基肥を入れて、丁寧に耕耘!

今回の実験の要。 マルチビニールを張っていきます!

でも、ただビニールを張っただけじゃだめ。
何の実験にもなりません。
マルチビニールにも色々種類があって、なかなか面白いんす!

まずはエントリーナンバー1
マルチといえばコレ!
言わずと知れた、ザ・マルチビニール。
安定の『黒マルチ』 さん。


地温上昇というより、保温や雑草抑制の効果が大きい。
地温上昇 ☆☆
雑草抑制 ☆☆☆☆☆
期 待 度 △
続いてエントリーナンバー2
地温上昇のスペシャリスト。
ミスター地温上昇。『透明マルチ』 さん。


マルチ界で地温上昇といえばこの男。
地温上昇には長けているが、日光も通すため、ビニールの下に草が生える。
草勢が強ければ、ビニールを持ち上げてしまうことも…
地温上昇 ☆☆☆☆☆
雑草抑制 ☆
期 待 度 ○
エントリーナンバー3
黒マルチと透明マルチの混血種。
双方のいいとこどり!でも、お高いんでしょう…?
『配色マルチ』 さん。


中央部が透明マルチになっており、地温を上昇させる。
両サイドは黒マルチで雑草抑制効果あり。
ただ、中央だけはやっぱり草生える。
地温上昇 ☆☆☆☆
雑草抑制 ☆☆
期 待 度 ◎
そしてエントリーナンバー4
こんなマルチもあったんすか。
初めて使います。『グリーンマルチ』 さん。


ダークグリーンの半透明マルチ。
半透明で地温上昇効果と雑草抑制効果あり。
イモ類にはあまり使われていない。 と思う。
地温上昇 ☆☆☆
雑草抑制 ☆☆☆☆
期 待 度 ○
さ~各マルチ出揃いました!( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
あ、
もう一名、ゲストとして
促成栽培の代表。はたしてトンネル栽培で晩生品種である赤芽サトイモを育てる農家はいるのか!?
俺がやらずに誰がやる!
石川早生サトイモで鍛えた栽培技術!『トンネル』 くん。


たぶん、トンネル栽培が一番成長が早いと思います。(^^)
ただ、親芋が大きく肥大する赤芽サトイモを平畝で植えるのは果たしてどうなのか

収量は減ってしまいそうですが、やってみないとわかりませんね。

果たして、早くかつ品質よくできるのはどのビニールか。
楽しみですね!
あ、ちなみに、各マルチに地温計を設置しました!



ビニールを張って間もないのですが、黒マルチとグリーンマルチが同温度。
配色マルチが +2℃、 透明マルチが +3℃ でした。
もっと気温が上がると、大きな違いが出てくるかもしれませんね。(^^)
続けて植え方をしていきたいのですが、明日は雨予報のこんちくしょう。

まぁ、雨の多いこの時期に無事にマルチングできただけでも良しとしますか。

次回の報告もお楽しみに!


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