山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~


昨日生まれた、黒毛和種の赤ちゃん。男の子です。

かわいいですね~。

大きな二重のお目目に、長いまつ毛。

名前は、『福太郎』
なんか、縁起がよさそうな名前ですね。


まだぎこちないですが、カクカクと歩きます。(笑)

子牛は、生産者が名前を付けて、それが登録されます。
うちの場合は親父が命名します。
セリの名簿一覧にも名前が載るのですが、最近では『羅武』や『樹里亜』といった、キラキラネームも多くなっています。
おもしろいのでは、『ともちん』とか、『ぱるる』とか言う名前も。
生産者がAKB好きなのでしょうか。


うちは『繁殖農家』なので、生後約9ヶ月でセリに出します。
出荷時の目標体重は、雄で300キロ、雌で280キロです。
もちろん愛情を注いで育てなければ、いい牛は育ちませんが、愛情を注げばそそぐほどセリでの別れはつらいものです…

畜産業というのは、色々な意味で大変な仕事ですね。
セリに出した子牛は、全国から『肥育農家』の方がセリ落とし、それからさらに21ヶ月、独自の飼料を与えて育てて上質なお肉をつくります。
出荷時の体重は約800キロ。

種牛では1トンを超えるものも。
畜産には親父が詳しいのですが、血統が良いものほど病気にかかりやすかったり、死産だったりするそうです。

うちには、もう一頭予定日を過ぎている母牛がいます。
こちらも無事に生まれてほしいものです。
福太郎君も、病気にならないように、たくさんお乳を飲んで元気に育てよ~。


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