山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~

心配なのは自然薯畑。
私のは支柱の背が高いので、葉っぱが成長しやすい反面、風の影響を受けやすいです…

台風で支柱が倒れないように、『やらず』を入れておこうと思い、早朝から畑に行ってきました。


反対側は、すでに設置済みだったんですが、片方は無施工。
これに単管を補強しました。

昨年はこれで大丈夫だったんですけどね~。
心配です

まぁ、これでダメなら何やっても吹っ飛ぶでしょう…

自然薯の方は、雄花が咲き始めています。


順調なだけに、台風にも持ちこたえてほしいものです。
自然薯畑の帰りに、

こちらも今のところ順調。

収穫までもうちょっとです。


さて、朝ごはんも食べたし、後はトマトのハウス屋根も片付けとくかな…
トマトも風で折れそうだな~

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ミニキュウリの方は、だいぶ収穫数が減ってきましたが、もう少し収穫できそうです。(^^)
今日は、朝早く収穫、選別し、財部町の北俣にある直売所、『きたん市場』さんにミニキュウリ初出荷です。


まあ、出荷と言いましても、選別でできた袋は、3袋。
ごく少量です。

もっと早くから持って行っとけばよかったなぁ~。
普通のキュウリの小さいやつと勘違いされないように、ちゃんとミニキュウリのラベルを張っときました。


陳列に行くと、他の生産者の方のキュウリがズラリ…と並んでいました。

みずみずしく、立派なキュウリで私より早く来て並べていたのでしょう。
私は3袋だったので、その横にちょこんと並べておきました。
当初の予定では、他のミニ野菜と合わせて、『かわいいミニ野菜シリーズ』で、目立たせる予定だったんですが…。

ミニかぼちゃと、ミニトマトをもう少し早く播種していれば、一緒に出荷できたかもしれませんね~。
レジの方からリクエストがあり、
「ズッキーニ植えてくださいよ~。最近、欲しがるお客さんも多いですよ。」
とのこと。

ズッキーニ、おいしいですもんね

ブログを拝見していても、ズッキーニを育てている方が結構おられるようで。(^^)
今からじゃ遅いかもしれないので、来年は私も植えてみようかな~

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心配していたのですが、今朝午前0時に母牛が破水しました。

いよいよです。
寝ようか…

が…一向に生まれる気配なし。
時計は午前2時30分。

「おいおい、死んでるんじゃないか

と、親父が不吉なことを言い始めます…

私と母は、親方(親父)の判断に従うしかありません。
親父は、母牛に手を突っ込んで、子牛を確認し、
「よし、産ませるぞ。」
の判断。
自然に産まれると一番いいのですが、産むのがヘタクソな牛もいるのです。
大体、初産の牛に多いです。
そういった場合はお産を手伝ってあげます。

前足を、ゆっくり引っ張り出し、ロープを掛けます。
私と母は、親父の合図でロープを引きます。
ゆっくり、ちょっとずつ。
子供のころから何度もこの光景を見てきましたが、何回見てもこの瞬間は奥歯に力が入ります。
あまり時間をかけると、母子共に危険なので、迅速かつ丁寧に。
母牛と、人間3人の共同作業。




難産でした…。時計は午前3時ちょうど。

無事に誕生させることが出来ました。



男の子です。

他の牛たちも、
「も~。も~。」
と鳴いて祝福します。
すごいですね。やはりおめでたいと分かっているんでしょうか。
この前産まれた、『福太郎』君は、すぐ隣の牛舎にいるんですが…

爆睡です。(笑)
どうも、この仔はひじょ~にのんびりした性格です。
何はともあれ、よかったよかった。

それから、私たちもちょっと眠り、先ほど赤ちゃんの様子を見に行ってみると、

お母さん牛の横ですやすや寝てました。

名前が決まったらまた報告します。

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ミニキュウリの花から花へ、忙しそうにぶんぶん飛び回っています。

カメラを向けると、
「勝手に撮影しないでください

と、向かってきます。

何回か撮影し、ようやくカメラに収めることができました。

わたしのヘチマ…否。
ミニキュウリです。↓↓↓

出荷はしないからな~。
と、のんびりしてたら、あっという間に大きくなっていましました。

まだ結構な数が収穫できます。

これはしまった。

早起きして収穫、選別して、少しでも直売所に並べればよかった。

おかげで、私の家の冷蔵庫はきゅうりのお漬物だらけです。

まだ、キュウリも、ミツバチも頑張ってるし、販売もしてみようかな。(^◇^)
ちょっと長雨で、畑が心配ですが…
今度は早起き収穫してみます。

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芽が出なくて、腐れてしまったものもあれば、やっと芽が出てきたものも。

↑↑↑これも、虫に食べられた跡があるので、害虫も原因の一つですね。
↓↓↓なんとか育っているものも小さいです。

掘ってみると、根っこが傷んでいるようなので、肥料分が濃すぎたのも原因かもしれないですね~。

新駒のほうは、この様子では今年もあまりいい結果は期待できません。

ただ、4月植付の藏王のほうは元気です。


品種によって、成長速度や、合う土が違うのかな。

蔵王は、トゲもすごい…

草取りしていると、ちょこちょこ攻撃を受けます。(笑)
新駒も、二年生の方は元気ですよ。


4月に植えたときはコレ↓↓↓

が、今では…。↓↓↓

すでに私の背丈を超えました。

まだまだ大きくなりそうです。

状況を見ながら、追肥サポートをしていきます。
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昨日生まれた、黒毛和種の赤ちゃん。男の子です。

かわいいですね~。

大きな二重のお目目に、長いまつ毛。

名前は、『福太郎』
なんか、縁起がよさそうな名前ですね。


まだぎこちないですが、カクカクと歩きます。(笑)

子牛は、生産者が名前を付けて、それが登録されます。
うちの場合は親父が命名します。
セリの名簿一覧にも名前が載るのですが、最近では『羅武』や『樹里亜』といった、キラキラネームも多くなっています。
おもしろいのでは、『ともちん』とか、『ぱるる』とか言う名前も。
生産者がAKB好きなのでしょうか。


うちは『繁殖農家』なので、生後約9ヶ月でセリに出します。
出荷時の目標体重は、雄で300キロ、雌で280キロです。
もちろん愛情を注いで育てなければ、いい牛は育ちませんが、愛情を注げばそそぐほどセリでの別れはつらいものです…

畜産業というのは、色々な意味で大変な仕事ですね。
セリに出した子牛は、全国から『肥育農家』の方がセリ落とし、それからさらに21ヶ月、独自の飼料を与えて育てて上質なお肉をつくります。
出荷時の体重は約800キロ。

種牛では1トンを超えるものも。
畜産には親父が詳しいのですが、血統が良いものほど病気にかかりやすかったり、死産だったりするそうです。

うちには、もう一頭予定日を過ぎている母牛がいます。
こちらも無事に生まれてほしいものです。
福太郎君も、病気にならないように、たくさんお乳を飲んで元気に育てよ~。


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