山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~

私の家にはというか、田舎の地区ですので、ちょっと山に入れば自然薯を見つけることができ、山芋のシーズン(11月の霜が降りたころ)になると、あちこちで掘り返されています。
私の家のものは…

ツルが太っい。

私が物心ついた頃には既にここに自生していました。
鉛筆くらいの太さはあります。

いったい、何年ここに生えているのか…
丁度、木の根元から生えているので、この自然薯を掘り起こすのは無理。
親父も、爺さんも、この自然薯だけは掘るのをスルーしてきました。
当然私も掘る気はありません。

この自然薯から取れるムカゴは毎年いただきます。

とてもおいしいのです。

一度、このムカゴから、自然薯を量産しようと試みたことがあります。
約2年かけて1キロの自然薯に育てました。
味は申し分ないのですが、酸化が早く、擂りおろすと黒く変色してしまうので、商品としての生産は中止しました…

私が現在育てているのは、変色しにくく、風味の豊かな品種。
購入種ですが、もともとは九州各地の山々を渡り歩き、おいしい自然薯を食べ比べて、そこから厳選した自然薯で作った種らしいです。
そりゃ~私が、ホイッと山から見つけて量産したものではかなうわけがありません…

自論ですが、天然物はあくまで天然のものだからおいしいのだと思います。
人が手を掛けて育てるのであれば、それはまた別の話。
栽培に適した品種、畑の土でおいしくできる品種というのがあると思っています。

もちろん、おいしく作るのは農家さんの腕ですね。


私も日々勉強&実行中です


ちなみに、現在の自然薯畑は↓↓↓

まだ6月ですが、だいぶ葉っぱが付きました。


初のトンネル型支柱の方も、私の予想に反して、イイ感じにツルが伸びています。



7月、8月になれば、綺麗なグリーントンネルになるかもしれません


早く、くぐってみたいなぁ~


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