山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~

初めて、父や祖父といった身内からではなく、他人から借りました。

まぁ、他人と言っても父の友人なわけで、全く知らない人からではないのですが…

広さは 1反 (300坪)の畑地です。


もともと(去年まで)は茶畑だったこの畑。
聞けば、茶畑には毎年大量の堆肥(豚糞等)を投入するため、残留肥料も多く、他の作物を植えても葉っぱやツルばかり大きくなり、実が少ない。いわゆるツルボケになってしまう可能性が高いようです。
他の農家さんも、多分ツルボケを気にして、借りてなかったのでしょう。
私は、タラの木を植える土地を探していたわけで、サツマイモなどのツルボケになりやすい作物とはちょっと違う気がする。


日当たりはバツグンで、条件もいいです!

ちなみに、過剰施肥の畑を改善するのに、『クリーニングクロップ』なるものがあります。

これは、畑にソルガムや、イタリアンライグラスといった肥料分をよく吸収する作物を植えることで、その土地の養分の割合を調整するものです。
ソルガム(モロコシ)↓↓↓

イタリアンライグラスとエンバクの混合 ↓↓↓

私の家には牛が数等いますので、収穫後は飼料になりますが、そのまま緑肥として畑にすき込んでもいいようです。

土を休めるためには、こういった作物を植えることも重要ですね!

ちなみに、昨年日当たりの悪い土地に植えて、育ちの悪かったタラの芽たちを見に行ってみたら…

「ど~れ、あったかくなってきたから、そろそろ芽吹くか。」

ってかんじで、脇芽がやる気を出していました。
やばいな。本当は芽が動くちょっと前に植え替えるのがいいのだけれど…
時期を誤ると、またこいつらの機嫌を損ねて大きくなってくれなそう。

今は自然薯の畑の準備を急いでいるのだけれど、こっちも急いだ方がいいな。

↓↓↓クリックして応援していただけると励みになります


