山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~

今日こそはトラクターに乗りたいと思います!

本日の作業は、土壌消毒です。
トラクターに、土壌消毒機を取付け、消毒剤の量を調整します。

消毒剤が出ない…
マジかよ…また故障かよ。

ってことで、修理に半日費やしました。 非常にもったいない時間。
まあ、直ったので良かったですが。日頃のメンテナンスの悪さを悔やみます

そもそも、土壌消毒とは何なのか。
土の中には、色々な菌や虫が生息しています。野菜にとって、いいヤツもいれば、もちろん悪いやつだっています。
その中でも作物に被害をもたらす代表的なのが、
ネコブセンチュウと、ネグサレセンチュウ。
その名の通り、根にコブを作ったり、根を腐敗させたりして、次第に作物は枯れてしまいます。

過去に、これらの被害にあった作物を見たことがありますが、だれが見ても、
『これ、ぜったい病気でしょ!?』
みたいな野菜になってしまいます。
そこで、事前に土壌を消毒しておくわけです。
無農薬栽培であれば、畝間などにマリーゴールドを植えても効果があるようです。


マリーゴールドの根から出る成分をセンチュウが嫌がるみたい。
私が使用したのは、土壌くん蒸剤です。
これは、土の中でガス化して拡散し、効果的に防除することが出来る品です。
使った品は、環境面にも配慮されていて、不純物がほとんど除去されているらしいです。

もちろん、作物によって、使用方法が定められています

例えば、サトイモであれば、10アールあたり15~20リットル。注入後、ただちに『鎮圧』。
処理時期は、2月ならば、注入して20日後に耕耘によるガス抜き。
その後、20日後に植付ける。
など。

これらの規定に従って、計画通りに、親父が注入役!

アタシはその後をウエイトを乗せた鎮圧機(タイヤローラー)でついていく。↓↓↓

くるくるくるくる回るだけ。


区画整理されている畑は、非常に作業しやすい!

機械修理にあてた半日のせいで、予定より進みませんでしたが…

帰ってから機械を洗って、ちゃんと、お疲れさん!って声掛けしてあげたので、今度は大丈夫でしょう

ビールもかけてあげれば、なお良かったかな
