山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~


出品させてもらったのは、鹿児島県曽於市下財部にある、
『山の駅 きたん市場』さん。

きたん市場は、県道2号線沿いにある直売所で、新鮮な野菜の販売や、おいしい手打ちソバが食べれます。

田舎の落ち着いた雰囲気で居心地がよく、お昼時はにぎやかです。



ドライブの際に見かけたら、是非お立ち寄りください。

そして、サトイモを見かけたら、
「あ、コレ、あいつがブログに乗せてたサトイモだな。」
なんて思っていただけるとうれしいです。



でわ、午後からも、収穫頑張ってきます!


雨が降る前に、この前元肥を入れて、ほったらかしてた畑を耕耘してきました。

四角い畑ならなんとか耕耘できるけど、この畑、三角形。 △
ペーパードライバーの自分では、非常に耕耘しにくい!

どっから耕耘して、どういう風ハンドル切って、どうやって畑から出ればいいか…
わけわかんなくなります。
ヘタクソなりに、なんとか耕耘できました。

時間もかかったし、まだまだ修業が必要です。

奥の方には、昨年12月にもらった玉ねぎが植えてあります。


もらったときは小さかったけど、なんとか玉ねぎらしくなりました。

一個引っこ抜いてみたら、

まだ、玉にはなってないみたい。
もらった、ソラマメも植えてあります。

白い花が咲いていました。


ちょっと、葉っぱの茶色い点が気になる…
虫が吸汁したあとか…

調べてみる必要があります。

この畑には、自然薯のムカゴを植える予定。

1年育てて、またそれを種にし、別の畑に植え付けて、来年末に出荷します。
気の長いことです。


報酬は、ガソリン代+昼飯代+高速代+α。
ルートは、曽於市→鹿児島市→志布志市→曽於市。
待ち時間も含めて1日コース。

朝早く出発して、鹿児島市内での待ち時間がいけなかった…。
「待ち時間ヒマだな~。」
とコンビニでマンガを購入。
読み終わって、
「まだ時間余るよ…」
と、開店前のパチンコ屋に並ぶ。
ハイ。
今日のお駄賃ぱー。
ガソリン代の赤字。

とほほ。な気持ちを引きずりながら、
お昼は市内のドルフィンポートで食べました。

桜島見たら、ちょっとテンションUP!


さらに!帰ってきたら、友人が、
「チヌ釣ったよ!」


と、プレゼントしてくれて、さらにUP!


お刺身とお吸い物にしていただきます!

今日のお駄賃はお刺身でした。


わほ~い♪ (*´▽`*)


サトイモの収穫に行ってまいります!

この前植付けたのは、中野早生という品種。マルチとトンネルによる早出し栽培で、7月頃には収穫できます。
今日収穫に行くのは、大和早生品種。収穫最盛期は10月~11月。
今2月です…。
やばい。急がなければ…暖かくなってきたら、いっせいに芽が出てきてしまうかもしれない…

掘取機、どうやって使うかというと、
① 畝のマルチを剥ぎ取ります。
② トラクターで畝にまたがり、掘取機をサトイモの下まで下げます。
③ ずごごごご。と走ります。

すると、サトイモ達が、
「うわっ!びっくりした!!なんスか今の!?危ないじゃないスか!」
と、土からひょっこり出てきます。

取り放題状態。


これを親芋から取り外して、虫食いや、ヒビ割れたやつを除きます。

うん!いっぱいついてる!


なかなかいいサイズが入っていました。

しかし…収穫を急がなければ


今日こそはトラクターに乗りたいと思います!

本日の作業は、土壌消毒です。
トラクターに、土壌消毒機を取付け、消毒剤の量を調整します。

消毒剤が出ない…
マジかよ…また故障かよ。

ってことで、修理に半日費やしました。 非常にもったいない時間。
まあ、直ったので良かったですが。日頃のメンテナンスの悪さを悔やみます

そもそも、土壌消毒とは何なのか。
土の中には、色々な菌や虫が生息しています。野菜にとって、いいヤツもいれば、もちろん悪いやつだっています。
その中でも作物に被害をもたらす代表的なのが、
ネコブセンチュウと、ネグサレセンチュウ。
その名の通り、根にコブを作ったり、根を腐敗させたりして、次第に作物は枯れてしまいます。

過去に、これらの被害にあった作物を見たことがありますが、だれが見ても、
『これ、ぜったい病気でしょ!?』
みたいな野菜になってしまいます。
そこで、事前に土壌を消毒しておくわけです。
無農薬栽培であれば、畝間などにマリーゴールドを植えても効果があるようです。


マリーゴールドの根から出る成分をセンチュウが嫌がるみたい。
私が使用したのは、土壌くん蒸剤です。
これは、土の中でガス化して拡散し、効果的に防除することが出来る品です。
使った品は、環境面にも配慮されていて、不純物がほとんど除去されているらしいです。

もちろん、作物によって、使用方法が定められています

例えば、サトイモであれば、10アールあたり15~20リットル。注入後、ただちに『鎮圧』。
処理時期は、2月ならば、注入して20日後に耕耘によるガス抜き。
その後、20日後に植付ける。
など。

これらの規定に従って、計画通りに、親父が注入役!

アタシはその後をウエイトを乗せた鎮圧機(タイヤローラー)でついていく。↓↓↓

くるくるくるくる回るだけ。


区画整理されている畑は、非常に作業しやすい!

機械修理にあてた半日のせいで、予定より進みませんでしたが…

帰ってから機械を洗って、ちゃんと、お疲れさん!って声掛けしてあげたので、今度は大丈夫でしょう

ビールもかけてあげれば、なお良かったかな


今日も朝からずっと雨。
雨の日の仕事は最近ずっと自然薯誘導棒作り…
(過去ブログ↓↓↓)
誘導棒作成【竹切り物語】
ブログを読んでくださっている皆様は、
「お前またそれか!」 と思うでしょう。
私もそう思います。

最近、いい加減誘導棒作りに飽きてきています。(笑)
しかし!これも大事な仕事ではあるので、できるときにやっておきます。

でも!朝から黙々と作業して、お昼食べて、2時半くらいになると気力の限界!
『そうだ。気分転換に、近所の川に釣りに行こう。』

と、餌のミミズ探しを開始!
いない…
私の殺気を感じて隠れたのか、寒いからなのか、雨が続いているからか…
探せど探せど1匹も見つからない。
「あいつら…どうでもいい時はわんさか出てくるくせに。真面目に仕事しろってことか…」
と諦めて、ふと上を見上げると、

あら


まだツボミのやつもあります。


きれいなピンクの椿も咲いてる。


自家用のキノコ(シイタケ)も、赤ちゃんキノコが顔を出していました。


う~ん。釣りには行けなかったけど、いい気分転換になりました。


本日元気になりました!!



修理したのは、私。…と言いたいところですが、私の腕じゃ無理でした

知り合いの、農機具修理屋さんに頼みました

原因は燃料ポンプの故障と、ホースが劣化していて、ひび割れによるエアの混入。
古い機械になると、車と一緒で、部品が売ってなかったりするので大変。

無事に直ってよかった


そして、積み込む堆肥小屋の中を見ると…

ほとんどスッカラカン。
ショベルが故障している数日の間に、親父と二人で人力でマニュアに積込み、畑に散布しました。

約10トンくらいかな

と、いうことで、せっかく直ったショベル君の出番はもう少し先になりそう。
もうちょっと休んでていいよ~

小雨もぱらつき、氷のような冷たさ。

町内の公民館で確定申告の受付と、指導をやっていたので、申告書を持って行きました。

開始時間の10分前に会場に入ったけど、すでに長蛇の列…

わぉ…これは時間かかるぞぉ~。
と気合入れて、沈黙タイム。
待つこと約1時間で順番が回ってきました。


なんとか午前中に申告を終え、午後からは、
自然薯畑の耕耘!



前回元肥を投入した畑です。

カメラマンは、鬼教官。(親父)です。

写真を撮りながら、やれ、
「ハンドル切るのが遅い!!」 とか、
「ブレーキ踏み過ぎ!!」 とか、
「まだバックせんか~~!!」 とか叫んでいます。
息子の私が言うのもなんですが、確かに親父は機械の運転がうまいので、ここは黙って言うことを聞いときます。(笑)
そのうち私のほうがうまくなるでしょう。(笑)

教官の指導の成果もあり、自然薯畑の耕耘は完了。


時間はかかったけど、まぁ、イイ感じ じゃないでしょうか


植付までにあと数回は耕しておく予定です。

帰りに、近くの畑が『天地返し』をしていたので、ちょっと覗いてみました。


『天地返し』とは、大型重機で、畑の表層と深層を入れ替えることで、これにより土を柔らかくしたり、病害や雑草を防いだり、栄養のある土を表面にもってきて、連作障害を防いだりすることです。

知ってはいたけど、あまり身近で見ることはなかったので、覗いてみました。

すごいなぁ~


今日は日曜日。私の耕運機のシフトノブが取れちゃってたので、修理しとこうと思います。

まず、紹介しときたいのはこいつ。↓↓↓

ヤンマーの耕耘機、『YC-80G』君です!

私が、初めて自分で購入した農業機械であります。

出身地は、確か徳島県。
彼との出会いは、4年前。某オークションサイトで知り合いました。
当時は、「家庭菜園を耕耘できる機械が欲しいな~。でも、高いな~。ボロくていいから、安いのないかなぁ~。」
ってな感じで探してました。
そんな中、私の目を引いたのがコイツです。
『エンジン掛かります!!』
『ロータリーの回転OK!』
『狭い畑に最適です!』
の自己紹介文。年式は不明ですが、おじいちゃんなのは確か。
でも、他の中古品と比べても、かなり安い!

『うん!エンジン掛かれば大丈夫!安いし、見た目もキレイだし、これにしよう!』


と、購入を決意

徳島県からの長旅の末、うちに到着!エンジンを掛けてみると、確かに掛かるが、すごい音…
『ばたたたたたた!!!!』
と、全て分解してしまいそうな音と共に走る。
ハンドル切るのも重い…。
まぁ、安かったからな…しょうがない。
と、直せるところを自分で修理。まず、ベルトカバーを外してびっくり。

木の枝や、バインダーのヒモ、葉っぱや草、さらにはマルチのビニールまでからまっていました。
おぉ~。すごいところを耕してたんだな。
と感心しながらそれらを掃除し、Vベルト、ファンベルトの交換、オイル交換、エレメント清掃…
その結果、購入時よりはまともに走れるようになりました。

現在のお姿がこちら。↓↓↓

…かなりファンキーに変貌しました…

今日は、こいつのシフトノブを取り付けたいと思います!

使用するのは…

『ねじ切りダイス』
これは、鉄の棒に雄ネジを切る道具です。

まず、鉄の径が太すぎると、溝を切るのが大変なのでサンダーで削って、丁度いい太さにします。

そして、ダイスハンドルを使って、ネジの溝を切っていきます。
油を差しながら、回して、ちょっと戻して。の繰り返し


うん!我ながら上手に切れたとおもいます!


後は、買ってきたオシャレノブをつけるだけ


工具箱の中に、『グロリア』のエンブレムが入ってたので、ついでに取り付けました。

当時は「カッコいい耕運機だぜ!」と思っていましたが、最近ではちょっと恥ずかしい(笑)
最近でも、タイヤがパンクしたりと、いろいろ故障が絶えませんが、なかなかこいつには愛着があります!!

畝間を耕すのにももってこいだし

ほんと、いつまでも長生きしてね、おじいちゃん!
