山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~
何の花だかわかりますか



正確には、花はまだ開ききっていないですが…。
そうです、タイトルにも書いてある通り、フキの花になります。

フキノトウを収穫せずに

花が咲き開くまで見てみたい気もしますが、そろそろ根っこを掘り起こして株分けをしなければなりません。

と、いうことで今年のフキノトウ観察はここまで

せっせと株を掘り起こしていると、冬眠中の蛙さんが。


まだ眠そうだったので、畑の外の方に埋めてあげました。

掘り起こした株は、新しい根がいくつも出ているので、これを10~15cmに切って、苗を増やします。

新しく畝を作り、全て植えました


昨年の株から、約7倍に増やすことができました。

もっと細かく(2~3㎝くらい)切って、セルトレイで発芽させると、増殖率は300倍以上にできるそうです。

ま、ちょっとずつ増やしていけばいいか。
庭に生えていた数株のフキノトウから増やした、このフキ畑プロジェクト。
この畑一面で収穫を楽しめるまであと何年かかるでしょうか。(^^)
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開いてきましたよ~~。


少し背丈も伸びて、もうすぐ花が咲きそうです。


フキの花は、だいたいが白い花


いつも花が咲く前に食べていたフキノトウ。
こんなに観察したのは過去を振り返っても初めてかもしれません。


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大きく開き始めました。


中央に見えるのが花のつぼみで、もう少し暖かくなると白っぽい花が咲くはず。です。

雌株の花茎は、高さ40センチ以上に伸びて開花するらしいのですが、本当でしょうか


幼い頃からフキノトウは見てきましたが、そんなに伸びたフキノトウ(花)は未だかつて見たことがありません。
品種の違い

それともそんなに伸びる前に採取されて食べられてしまうのか…。
私の畑のものも、若干伸びているものがありました!

しかし、ちょっとヘタっています。

恐らく、霜で萎れたり、日光で生き返ったり…。
繰り返しているうちに茎が曲がってしまったのでしょう。

同じ畑でも花が咲きそうなものもあれば、まだ食べごろのものもあったり。↓↓↓


栽培に関してはまだまだ謎の多い魅力的なフキノトウ。
昨年、初めて植えてみましたが、地下茎は立派に成長しました。


今年もこの地下茎から株を増やして、立派なフキ畑を作っていくのが楽しみです。

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(リンク→冬のふきのとう)
調理方法は、最もポピュラーな天ぷら!



さて、味の方は…。
ふきのとうです!
まぁ、当たり前ですが。(笑)
独特の香りと苦みが広がり、とてもおいしい。


香りを楽しむために、塩やレモンなんかで食べるのがいいのでしょうが、醤油をぶっかけました。
まぁ、食べたいように食べればいいんです。


春のものと比べてどうかと言うと、先日調べた
● 師走のフキノトウより、春のフキノトウの方がアクが少ない。
という先入観からか、実際そうなのか、「言われてみればそうかな

ただ、あくまで私の感想ですが、フキノトウは春先に食べたほうが、春の喜びも感じられるし、やはり年の暮よりは春先に食べたいな。

私の親父も、フキノトウやタラの芽といった山菜が好きなので、芋焼酎の肴にフキノトウ。
「お前の畑のフキノトウ全部ちょうだい。」
と言ってくる始末。(笑)
ダメです。(笑)
あ、それと、先日ブログで言っていた、『専門の書を買って、フキについてもっと勉強しよう。』と言う話。
届きました!

こういったマニアックな本は、なかなかその辺の本屋さんには売っていないもの。
インターネットで注文したら、すぐ届きました。

ほんと、便利な世の中です。
Amazon Banzai!!(笑)
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今年の3月に、あまり日の当たらない畑に植えてみたフキですが、一面霜で、見るからに寒そうです!

しかし、タラノキはもう葉が枯れたのに、フキの方はまだ元気です。
しかも、株元を見ると…。

でっかいふきのとうがついているッッ!!?

フキノトウって、雪解け間近に、雪を押しのけて出てくる春の使者的な山菜だと思っていたんですが…。
こんな感じに↓↓↓(畑に植え替える前のフキノトウ(3月))

これはどういうことかと調べてみたら、どうやら今の時期にもフキノトウは採れるみたいです!
しかし、1株につき1個しか採れず、希少なんだとか!

師走にフキノトウが採れるなんて、栽培してみて初めてわかりました。

それと、気付いたことがもう一つ。
庭に自生していた頃より、畑に植え替えた後の方が茎(フキ)が赤い。
これも調べてみると、どうやら『赤ブキ』というやつで、茎の青いものより苦みが強いとか。
しかし、インターネットで調べても、フキに関しては色々な意見がありました。
とりあえずまとめ。
● 茎の赤い『赤ぶき』と、緑色の『青ぶき』がある。
● フキ(茎)の部分は青ぶきの方が苦みが少なく、調理に向いている。
● 赤ぶきのフキは、食べれなくはないが、青ぶきより硬く、味が劣る。
● ふきのとうは双方普通に食べる。
● 北海道の人は赤フキは食べない。
● 青フキも、日光の当たり具合、土壌成分により赤フキになる。
● 背丈が伸びる植物と競走しながら成長したフキはおいしくなる。
● 師走のフキノトウより、春のフキノトウの方がアクが少ない。
● 大きいフキノトウは味が劣る。
● 大きいフキノトウは食べ応えがあって嬉しい。
● 赤フキのフキノトウは苦みが強い。
● 苦みが強いのがフキノトウだ。
…。
色々調べましたが、インターネットだと賛否両論、それぞれの意見があるようです。
これは、専門の書を買って勉強した方がいいなぁ。
それにしても今回採れたこの師走のフキノトウ。でかい。
(普通サイズもありますが。)

一部では、『冬季花蕾』と呼ばれているようです。

春のものに比べ、葉が赤っぽいですが、(肥料や日光のせいなのかは現段階では不明。)外の葉を取ると…。

おいしそうなフキノトウです。

独特のフキの匂いがします。
食べた感想はまた後日!
追伸: どなたかフキに詳しい方がおられれば、どしどしコメントしてください!
勉強させていただきます。m(_ _"m)ペコリ
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