山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~


スマート農業 という言葉を聞き始めてから、ドローンや、無人トラクターなどの講習会に何回か参加して勉強してきました。


こういった機械が開発されてきた背景はやはり 『人不足』 の問題が一番でしょう。
昔(爺さんの時代)は農家さんの人数も多く、狭い畑をみんなで作り、耕作面積が足りないくらいだったらしいです。
そのかわり、農業だけでは食っていけないので、農閑期にはこぞって工事現場などの出稼ぎにいっていたと聞いたことがあります。

世代 が変わって親父の時代には、サラリーマンのほうが稼げる。ということで農家の人数が減り、その代わり大型トラクターやコンバインなどが普及。

狭かった畑も区画整備されて、一枚一枚が広い畑になり、全体の人数は減っても 1農家当たりの耕作面積が大幅に増えました。
広い面積を耕作するから売り上げは上がっても機械のローンで金はない!

という話も聞きますが。

私 の時代はどうでしょうか。
親父たちが頑張って導入した機械はあっても、農家の人口はさらに減りました。

先人の農家さんたちのおかげもあって、農業で食っていける時代はきても、
少ない人数で 地域の農地を守っていく ためには機械化も必要。
就農して、初めは自分の事を考えるので精いっぱいだったけど、いろんな人と関わって、いろんな考えが生まれてきました。
10年後 自分たちがリーダーシップをとっているころに、
今ある農地を美しいまま残すために…。
確実にやってくるその頃に向けて、一歩一歩力をつけていきたいと思います。
なんだか小難しい話をダラダラと綴りましたが。
とりあえず、ドローンの動画をペター。


ドローンを使っての、農薬散布。
田んぼも作り手が減り、機械化に合わせて一枚当たりの面積がだいぶ広くなっています。

ちなみなこの田んぼは、1.5ヘクタールらしいです。
こんだけ広いと、田んぼをよむ のが大変そう。

そうなると、今度は 無人トラクター も欲しくなってくる…。
うまくできてるなぁ。(笑)
いつの時代も、たくさん稼いでたくさん使う。というのは変わらないようです。

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農家ランキング

大根の種まきをしたいのですが…。土がべちょべちょで畑に入れず!

焦ってきますね!
雨の前に植え付け準備として、基肥だけは投入しておきました!
人力で!


トラックに積んで買ってきた堆肥なので、積み替えさえすれば 『マニュアスプレッダー』 と言う堆肥散布機があるのですが…。


積み替えるのもめんどうだし、トラック2台分くらい人力で散布できるさ~。
余裕余裕


と、思っていたら、ぶっ倒れるかと思うくらい大変でした…。(笑)
ほんとに機械化って素晴らしいですね。
そこで!近年ではどんな機会が開発されているのか、勉強がてら農業機械の実演会に行ってきました!
場所は曽於市末吉町。
色んな実演機が並んでいます!


残念ながら、会場の畑も雨でべちょべちょの為、実演は見れず…。

説明はしっかり聞いてきました!

(あと、無料配布のお茶もしっかりいただきました!



ちなみに、上部についているケースは肥料を入れるところ。畝立てをしながら肥料を混和してくれるわけです。
すごいところはGPSが搭載されているところ。
トラクターの速さに合わせて、自動で施肥量の調整をしてくれるらしいです。
うーん。素晴らしー。




こういうのを持っていれば作業効率が断然よくなりますね!規模拡大に向けて導入していきたい機械であります!
そして、我が地区でも最近開通した畑かんにより、今後導入が増えるであろう、スプリンクラー!

一口にスプリンクラーと言っても、いろんな種類があるんですね。



あとは、ホース式。

大型のやつもあります!


すげぇ。
写真で、7㎜/h程度の水量らしいです。移動する速度で散水量を調整するそうな。
今年の九州は非常に雨の多い年ですが、もちろん雨の少ない年もあるわけで。
畑かん設備の導入については私も考えているところです。
品質の良い野菜を安定して作るために。
色んな機械があると、夢も膨らみますね!

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今回の研修先は、宮崎県西都市。
農業組合法人 久米田 さんにて、色々なお話を聞くことができました。

(リンク→『農業組合法人 久米田』)
現在16名の組合人から構成される『久米田』さんは、集落内の農地を集落で守る。をモットーに早期米を中心に事業を展開されています。
稲作経営のみでなく、田植え、稲刈り、堤防の草刈りなどの受託作業を受けることで、機械の有効利用をしているようです。
早期米(7月~8月収穫)が主と言うことで、作業の様子を見ることはできませんでしたが、機械を一部見せてもらいました。


↑7条植え(左)と、5条植え(右)の田植え機。
でかいなぁ~~。

田んぼの1枚が広いと、このような大きな機械で植えるんですね~。
今回、堤理事から色々なお話を聞くことができましたが、法人化に当たって、しっかりとした経営ビジョンとそれをまとめるリーダーがカギであると言っていました。
実際、法人化する前は堤理事も眠れぬ日々が続いたようです。
私のように、1度寝たらなかなか起きないようじゃ~ダメダメ。

ちょっと言い方が古いですかね。だめよ~だめだめ。です。(笑)
さて、久米田を後にした一行の向かう先は、『西都原ガイダンスセンター このはな館』

ここで、お昼ごはんです。


西都の旬な食材を使っている季節限定メニュー『西都の冬の恵み』

なんてきれいなお昼ごはん。

見た目だけでなく、味もおいしい!(*^^)v
地元で採れた旬の野菜と、古代より食されている赤米・黒米をメインにした雑穀米(美人の素)を使用したごはん。
食べたら、冬の寒さでかっさかさになった私の男肌も潤いを取り戻したようです。(笑)
おいしいお昼ご飯を食べたら、次は…
西都原考古博物館に立ち寄りました。
博物館見学なんて、学生以来でしょうか。
学生の頃は、さほど興味もなかったのに、不思議と年をとるにつれて、歴史への興味が湧いてくるのは私だけではないと思います。


ほほぉ。
と、展示物をゆっくり見ながら、知力UPに努めました。
そして、次はお待ちかね。
『綾酒泉の杜』見学!(試飲あり!)

わくわくしながら着いたのですが…
なんか人が少なくガラガラ状態…。

なんと、年に1度の休館日だった模様!
オ~~マイガッ!!!!

グラスアート工房だけがかろうじて空いていたので入ってみることに。




中に入ると、それはそれは美しいガラスの置物やグラスが並んでいます。

価格もピンキリ。
一緒に見ていた先輩が、「奥にもっとお手頃価格のがあるぞ。(笑)」
と言うので、奥に行ってみると、匠の技光るガラスの壺がずらり!

どれどれ値段は…。
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、壱拾まん、…壱百まん…!!!!
ぴぇ~~!!

何がお手頃価格か…。大型トラクターの新車が買えるではありませんか。(笑)
しかし、しっかり売約済みの札がついているものもあり。
絶対に割らないように、そこからは抜き足差し足忍び足で移動しました。(笑)

最後に、一緒に研修にいったDON君と、パネルで1枚。

…ちょっとパネルへの入り方がヘタ過ぎました。(笑)
このガラス工房、ちゃんと営業日に行けば、ガラス作り体験もできるようです。

結論: ちゃんと営業日に、綾酒泉の杜へ行く!!
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過去ブログ→(OPEN記念展示会)
会場は、熊本県大津町で、近くの運動公園からシャトルバスでの移動。


駐車場を見渡すと、福岡、長崎、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島、九州各地のナンバーの車が集合しています。

会場に着くと、早速トラクターがお出迎え。


テンションあがります。

さっそく、私の好きな『JOHNDEERE』コーナーへ。
125馬力↓↓↓

130馬力↓↓↓

100馬力↓↓↓

190馬力クローラー↓↓↓

150馬力に乗ってみました


運転席が広い!これは快適です。(*´∀`*)
私が小さいので、トラクターがさらに大きく見えますね。(笑)

このトラクターには、『4連リバーシブルプラウ』が取り付けてありました。


牽引して、畑の土をひっくり返す機械です。こんなのを土中で引っ張るんだからすごいなぁ~。
馬力が強くないとできない技ですね!
こんなのもありました。↓↓↓

フロントで牧草を切って、そのままリアでロールにしていくものです。まぁデカい!
私の狭い畑に入れたら出れなくなりそうです。(笑)
あとコレ。↓↓↓


これ、ハーベスターですかね


全部カッコいいけど、私が欲しいのは、90馬力のやつですね。(*´˘`*)♡


他のを見てからだと、とてもかわいく見えますが、90馬力は十分デカいです。
ま、当然今は買えないので、当面の目標です。o(・ω・´o)
広い会場内をひととおり見学して、完成したばかりのきれいな事務所内へ。
そこに展示してあったのは…
ありました






フゥ~フゥッ♪カッコいいですね。

見れば、フェラーリ エンツォをデザインした、奥山清行さんがデザインしたものらしいです。

そらカッコイイですわなぁ。


色々な機械を見れて、好きなジョンディアを見てやる気を出せた、とてもいい一日になりました。(*´∀`*)
連日予定以上のお客さんが訪れるらしく、残念ながら来場記念のマグカップは品切れ。(まぁ、会場内で販売はしてましたが。)代わりに、ジョンディアの帽子をもらいました。


カッコいいんですが、被ってみるとちょっと似合わなかったので、親父へのお土産にしました。(笑)
喜んでたので良かったのではないでしょうか。

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何の仕事でもそうですが、新しいことを始めるというのはやる気や希望と同時に不安もかなり生じます。

農業を仕事にするということは、自分で経営をするということ。
自分で考えて、勉強して、投資して、実行して、利益をだして生きていく。
ということ。
そりゃ不安がない方がおかしい。
悩み事なさそうで、私も不安がたくさんあります。

あ。そうだ、見学に行こう。
思い立ったが吉日。すぐに私より早くに就農していた友人に電話。


電話の相手は、宮崎県小林市の木佐貫 光幸さん。
私の建設学校時代の友人(同級生)です。

彼も最初から農業をしていたわけではなく、サラリーマンから農の道を選んだ1人。
彼のおじいさんがやっていた畑を引き取り、ハウスを建て、新規でイチゴ栽培をしています。
「ちょっと、相談がてら見学に来たいんだけど。」
「今日

もつべきものは友達です。

鹿児島県曽於市から車で約1時間弱。

前々から行きたいと思っていましたが、初めて行きました。

おお!すごい!

連棟式のハウスに苺がびっしり。

大粒の真っ赤ないちご。
品種は"さがほのか"まず香りがいい。


他のいちご農家の見学や、勉強をして、栽培方法にも自信をもって育てていました。
木佐貫君の努力や性格が、おいしい苺を育てるのでしょう。
最近では、カップルや夫婦がいちご狩りに訪れるみたい。


頑張っている友達をみて、私も元気をもらいました!

また遊びにいくからよろしく!(^^)/

小林市北西方"苺一笑"(いちごいちえ)にて。
木佐貫と私。
