山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~


今年植える、石川早生さといも の種芋です。
えっさえっさと掘りあげて、お持ち帰り。

持ち帰ったら、バラし作業

サトイモを一個ずつにバラします。


この作業は非常に時間が長~~く感じます

人数増やすには私の作業場は狭いしなぁ。。。
少数精鋭でせっせとバラしたサトイモは、選別機でサイズ分け。


直植えだと、M ~ L サイズがちょうど使いやすく、良質の芋も育ちやすいです!

一番小さい SSサイズは 一度グツグツ湯がいてから、ちゅるっと皮をむいて、衣をつけてプライパンへGO!


砂糖醤油で味付けをしたら
あら。おいしそう。


やっぱり、揚げ物にするのはこの 『石川早生』 の小芋が最高。

赤芽大吉も作っていますが、赤芽大吉を揚げてもこの味は出ませんね!
赤芽大吉は煮しめにした方が長所を生かせます。

味が滲みやすくて、ホクホク感があるのが『赤芽大吉』
THEサトイモの味!ねばりのあるサトイモがこの 『石川早生』 や、『白芽系統』 といったところでしょうか。
小芋ちゃんを食べて、元気も出たところで今年の種用サトイモを消毒して、軽く天日干し。


畑の準備も整いました!


まだ種芋掘らないと足りないけど…。
出来た分からぼちぼち植えていきますか!

今年もおいしいサトイモ育てるぞっ!

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7~8月の真夏に収穫です!

昨年から今年にかけてこちらの地区でもあんまりいい話は聞きませんね😢
暖冬の影響か…。
カラーピーマンや、キュウリは高値と聞きます(^^)
自然薯は、土壌消毒としてはテロン(D-D剤)、ネマトリンエースなどがあります。これらは殺虫剤(センチュウ駆除)で、使いやすいのはネマトリンエースです。
殺虫+殺菌までするなら、バスアミドが使用できますが、当然費用は高くなります。ググってみてください(^^)
土作りは、そうですねー。私は自然薯には石灰は入れていません。圃場によって変わるので入れたほうがいいのか何とも言えませんが、代わりに溶リンを入れたり入れなかったり。(20㎏/10a 全面)
堆肥は、牛ふんを2~3t/10a(全面)あとは畝を立ててから畝のサイドに有機肥料をやったりしています。
肥料に関しては、生育の様子を見ながら追肥したり。
これは私の勘ですが、さといもを作っていらっしゃるのであれば、さといもの施肥基準を参考にすれば良い自然薯が育つのではないかと思っています。経験上良質のサトイモ(ぎっしりと子芋がついたやつ)が育つ畑は、いい自然薯が育ってきました。
パイプ内の土ですが、鹿児島ではやはり桜島のシラスを使用している農家さんが多いですね。
私は、シラスではどうも上手に作れないので、川砂や真砂を使っています。鹿児島には真砂土が無いので、苦労しています。(^^;)一度っきりの使い捨てです。なんかもったいないですが、いいものをつくるために毎年変えています。
まだまだ未熟な技術力に落ち込んでいる状態ですが。
ところで、里芋の早期栽培では植え付け後はビニールトンネルで覆うなど必要でしょうか?当方、土垂れ、赤目芋の作付です。
今年も色々とアドバイスを頂いたいと思いますので、宜しくお願いします。
サトイモのトンネル栽培は、通常は『石川早生』で行います。
南九州は昔からサトイモの早掘りが多く7月から8月初旬には収穫します。
離島はもっと早いですが、トンネル栽培で7月、普通マルチで8月にはサトイモが出来上がります。
土垂れ、赤芽などは『晩生』の品種なので通常はトンネル促成をせずに露地で育てます。
赤芽はだいたい10月から12月頃収穫ですが、私は冬場は大根や自然薯が忙しいので、夏に出荷できないかなー。と思ってトンネルで赤芽を育てたところ、8月後半には大きい芋が育ちました。(^^)
決まりはないので、いろいろ試してみるのは良いと思います(*^_^*)
ただ、一つ注意点として、トンネル栽培は成長は早いですが、収穫が遅れてしまうと品質が落ちます。
早くできたら早いうちに収穫しないと、ずっと土の中に置いておくとおじいちゃん芋になるのも早いです。