山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~

やることなんて、探せばいくらでもあるんだけど、ちょっと気分転換に自然薯畑へ。


ムカゴがちらほらついています。



まだ時期が早いので大漁とはいかないですが、ちょこっと採ってきました。


これをフライパンで炒って食べるとおいしいんす!



ムカゴは、芋の分身。
天然の自然薯、栽培の自然薯関係なく、美味い自然薯のムカゴはうまい。
天然のものであっても、アクの強い自然薯のムカゴはやはりアクが強いのです。
秋、美味しい 天然の自然薯掘りを計画しているなら、今のうちにうまいムカゴの付いている自然薯に目星をつけておきましょう。

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ムカゴ、おいしいですよ(^^)私は、シンプルに『炒りムカゴ』が一番好きです。
炒りムカゴ→http://jjtoyo.blog.fc2.com/blog-entry-158.html
あと地元で人気なのは、さつまいものかき揚げ(がね)に入るのも好評ですね(*^_^*)
サトイモの葉が大きいのはいいことだと思います。私のサトイモは早掘りが売りなのでまだ葉っぱが元気なうちに収穫しますが、(葉っぱを切るのが大変。)基本的にはサトイモも葉っぱが枯れて無くなった頃が芋の出来上がりです。
秋から冬にかけて、収穫が楽しみですね!
炒りムカゴは、ごはんのおかずにはならないかもしれませんが、おつまみや子供のおやつにも人気です。(^◇^)
収穫の目安は自然薯の葉っぱが黄色くなり、ムカゴに触るとポロっと落ちるくらいがいいですよ。
ただ、強風などでムカゴはほとんど落ちちゃうので、台風前には採ってもいいかもですね!
別に地面に落ちようが、土を被らなければさほど味も落ちることなく食べれます。(*^_^*)
霜が降りると固くなってあまりおいしくないです

はじめまして!コメントありがとうございます。(^^)
ムカゴについては、私も研究したわけではないので経験からの話になってしまいますが、一つの要因としては、自然薯の種類によっても変わってくるようです。丸くて形のいいムカゴが付く自然薯もあれば、細長かったり、イボイボしたムカゴが付くものもあります。
ムカゴというのは種子とは違ってツルの肥大したものなので、親の遺伝子をそのまま受け継ぎます。(栄養繁殖)なので、例えばイボイボしたムカゴを植えて育てた自然薯は、翌年もイボイボのムカゴが付くはずです。
肥大についてですが、ムカゴというのは日光が直接当たるより日陰のほうが大きく成長するようです。
私の自然薯はアーチパイプで栽培しており、トンネルのように葉っぱで日陰が出来るので、ムカゴも大きくなりやすいのかもしれません。
山のものと比べて成長が早いのは、おそらく人間が適切に施肥をしたりして手をかけているからかもなー。と考えています。天然のものは腐葉土が主な肥料であり、じっくり効きます。畑の場合は必要に応じて追肥を施したりするので、その分栄養分は補給できます。
日本の山はだいたい酸性土壌であり、本来自然薯は酸性でも育つはずですが、他の一般野菜同様に酸性よりは若干Phが高いほうが根から養分を吸収しやすいのかもしれません。
かと言って、あまり石灰などを入れちゃうと『根腐れ病』になりやすくなるので、加減が大事です。経験上、きれいな里芋が出来る畑では、いい自然薯が育つので、私はサトイモの栽培基準を参考に土づくりをしています。(^◇^)
追伸
知り合いの自然薯農家さんで、いい自然薯を選別して増やしていったら、ムカゴが全くつかなくなった。という事例もあります。ただ、自然薯はとてもいいものが収穫できているようです。ムカゴについては、まだまだ謎も多いですね。
お察しのとおり、ムカゴが大きくなる特性のものもあると思います!(^^)いってもまだ9月なので、時期的に早いです。
年がらによりばらつきはありますが、天然のものでムカゴは10月中くらいから食べごろの大きさになると思います。
ラジオやテレビなどで『秋の味覚!自然薯掘り!』なんてのもたまに聞きますが、芋のほうは11月にツルが自然と枯れて、切れた後に掘るのがベストな時期です。
9~10月は、まだ芋が肥大する時期です。(^◇^)
補足として、日陰のムカゴと言っても、葉っぱは日光によく当たり、あくまでムカゴが日陰にあるものです。(木や葉っぱの陰に隠れて育ったもの。)
ムカゴ、たくさん見つかるといいですね!
いつでもコメントください。(^◇^)