山豐農園
~自然薯販売 山菜 野菜の生産日記~
昨年は、良い自然薯がつくれたと自負しています。



今年も、品質のいい自然薯を作るために、この芋を種として使用していきます。

種用に残していた畝からせっせと掘って…

包丁で1mmほど切れ目を入れて折っていきます。

最後まで切ってしまうと、切り口の細胞ごと切ってしまい腐りやすくなるので、折ることが大事みたいです。
なかなかデリケートですねぇ。

何年かつくってみて分かりましたが、自然薯はサトイモ等と比べて、多少寒さには強いようですが、傷口から腐りやすいです。
殺菌を行い、切り口を保護して、天日で乾かします。


この、乾かす作業も重要。
水分量が多いと、種芋が腐りやすいのです…。

晴れた日にしか作業できません。

種芋を作るのもなかなか大変な作業ですね~。
今年の自家用種の目標は1600個!
なんとか頑張って作りたいと思います!

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> ちょっと説明不足でした。
> 植える前から種芋用として育てていたものです。
> 例えば、2年目に2000本植える予定ならば、自然薯1本から平均6個種が取れると仮定して、334本は出荷せずに種用にとっておく必要があります。
>
> そして、この種芋用の種と言うのは、信頼できる専門店から購入した種芋、もしくは1年目に作ったもので形のよかったもの。いわゆる特選品を残しています。
>
> 例えば、ウィルスフリーの種を購入し、2年目の種芋用に育てます。
> ウィルスフリーなので、1年目はある程度病気に強い、健全な芋が育ちます。
> 2年目は、それを種芋にするので割合的に良い芋が増やせるということになります。
>
> あくまで遺伝子的なことですので、もちろん種が良くても育てる環境や土質によって、できる芋は変わってきますが、それはまた別の話として、定期的に種の入れ替えをしていくことは他の野菜でも推奨されているようです。(サトイモ等。)
>
> 出荷用の芋も、こうやって増やしてきた芋なので、品質が悪いというわけではありません。
> むしろ、特選品の種を増やしていくので、品質は上がっていく…はずです!
> 良い種を増やしつつ、年々、品質の向上を目指しています~。(^◇^)